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まずはバナナペーパーを素材とした名刺ができるまでの作成工程を見学していただきました。
●パソコンで名刺のデータを作成
●オンデマンド印刷機でバナナペーパーにプリント
●カッターマシンによる名刺サイズへの裁断
まで、1枚の名刺ができあがるまでの作業の流れをご覧いだだきました。
続いて、アフリカの子どもたちが学校に通えるようになったバナナペーパーの製造をめぐる社会の変化(雇用の創出・貧困の緩和)や、さらに子どもたちだけでなく大人への教育機会をもたらしている現地の様子などをYouTube動画で学習していただきました。
以上、研究の主題であるアフリカの教育事情の1例にとどまらず、エシカルな素材を発案し、製造・販売までに至る仕組みと、よりよい社会を実現しようとする人たちが連携する様子を学んでいただけたと思います。
3名様とも終始熱心に話を聞いていただきました。この取材が良い研究発表につながるよう、役立てていただければ幸いです。
※その他、使用させていただいた資料は以下の通りです。
栄工社が取り扱っているバナナペーパーが教科書に掲載されました。
今回、教科書に掲載されたのは、高校1年生の英語の教科書で、16ページにわたりバナナペーパーのことが詳しく紹介されています。
その内容は、バナナの説明から始まり、バナナペーパーの性質やプロジェクトに携わる村の人たちの暮らし、その製法と高いエシカル性能について、環境問題とともに英語を学ぶようになっています。
リスニングは、バナナやバナナペーパーについての会話を聞き取る。
リーディングはプロジェクトによる村の人々の暮らしの変化を読み取る。
スピーキングは、好きな果物やバナナペーパー製品、バナナペーパープロジェクトについて話し合い、バナナペーパーの販売促進のための視覚資料により発表する。
ライティングは、バナナペーパーの販売促進に関する発表を書く。
という構成になっています。
今回、この教科書を拝読して、バナナペーパーの製法が図解でわかりやすく紹介されているほか、学習した内容を、設問型式で確認するコーナー、バナナペーパーの販売促進に向けた発表やチラシづくりなど、英語学習にとどまらず企画力やコミュニケーション能力を総合的に学べるセクションとして手厚く扱われているという印象を持ちました。
~中略~
さらに同社は、グラフィック事業が将来的にビジネスとして成長が見込めると判断。昨夏、新たにリコー製シート仕様のデジタル印刷機「Pro-C7210S」を導入し、多品種小ロットのラベル製造をスタートした。製造するラベルのサイズは最大A3ノビで、訂正シールや商品のブランドラベルなどがあげられる。~中略~
また同社は、高耐久性や環境に配慮した機材のラベルも訴求している。特に合成紙「ユポ」のニーズが高く「ブランドオーナーの中には『割高になっても構わないから採用してほしい』との声もあります。用途としては商品のブランドラベルやPOPラベルなど。食品用途はこれまで、紙系基材へ印刷したのちラミネート加工を施していましたが、現在はユポに変えるケースが多くなりました」(仲摩常務)としている。~後略~
企業のSDGs宣言を支援している(株)大分銀行は先に、新たに大分市の7社がSDGs宣言を策定したと発表した。
~中略~
栄工社は、環境に配慮した製品・サービスの提供について「木材に由来しない合成紙『ユポ』活用や、一般の樹木の10倍超のスピードで成長する『バナナペーパー』の活用など、サステナブルな素材への印刷サービスの拡大、普及に注力する」などの取り組みを進めている。図面・CAD系商品
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